ジーンズを育てるキモは「熟成」にある!?

# ジーンズのうんちく

最近
どうやったらみんなが色落ちを
楽しんだりできるかなあ。
なんて考えていて。
ちょっと考察してみたくなりました。


写真のジーンズは
BONCOURA66 2年半履き。
着用頻度:週2回を1年半あとは気分で。
洗濯回数:5回から10回履いて洗濯を
1年。そのあとは汚れたら洗って
合計で15回程度。
洗濯方法:糊落としのみ洗剤なし。それ以降は
普通の液体の家庭用洗剤で
裏返しにして洗濯。
着用の仕方
主に仕事中。しゃがむ頻度高め。
汗はほとんどかいていない。
したがって汗の塩分で生地が固くなる
などの傾向はなし。

もちろんBONCOURAの色落ちは
そもそも唯一無二な部分はあるけど。

ある程度誰でもこの感じのジーンズの
色落ちにはそんなに神経質にならなく
でもなるってことなんですよ!

色落ちに大切なこと
1.諦めずに週に一度は1日穿くこと。
2.普通の家庭用洗剤で良いから
月イチくらいで洗うこと。
3.他人の穿いたジーンズの色落ちを
羨まないこと。
4.熟成させること,。
この四つである程度色落ちは満足の
行くものなるはず。
1と2は良いとして。
まずは3
ヒゲや膝裏のハチノスなどは
どうしても
◯しゃがむ作業
◯自転車やバイクに乗る人
が色落ちしやすいと総合的に見聞きして
て思います。


私もヒゲやハチノスは付きやすいです。
これ以前別の仕事をしていた時には
ここまで付きませんでした。
ただ色落ちは個性なので、必ず自分に
しかない色落ちをしますからまずは
諦めずに穿いてください。
裏ワザはありますよそりゃ。
ノリをつけ直すとかね。
でもそれをしなくてもカッコ悪い
色落ちの仕方なんて絶対にしないです。

そして4
これは実感。
穿くたびにもし洗っていたら
起きないこと。
それは熟成。熟成?
要は「劣化」黄ばみです。
あまりに長い間熟成させると生地は
もろくなりますから、洗うのは上記の
通りですが。
5回から10回は穿いても洗わなかった
ということが、程よい黄ばみを
生み出してくれるんですね。
そして加工ジーンズとは違う
すこーし黄色になった、人が穿いた
であろう雰囲気の色落ちが出来上がる
とそんなことです。


この写真のジーンズは左側が人工的な加工。

右側が実際に穿いて色落ちした同じジーンズです。
右側は若干黄色いですよね。
この色味のインディゴこそが色落ち
してるなあ!
って実感させられる色落ちなんだと
思うんです。
4の熟成は洗わない期間を設ける
ということなんです。

例えば僕の写真のジーンズは


週2回一年半穿いたあと、実は洗わずに
1年ほど放っておきました。
別に意図的にではないですよ^_^
そしたら生地がなんとなく以前より
いい感じに黄色くなって雰囲気が
よくなってたんです。
これ「熟成」だよなあ
なんて1人で感心してました。

また古いジーンズはさらに横糸が
黄色く焼けたりするんでより
良い雰囲気を醸し出すのかもしれません。

ジーンズを穿く頻度が少なくても
必ず色落ちは楽しめます。
そんなやり方を提案しますので
わからないときは聞いてください^_^